第8回発表会バックヤード通信⑥

2018年6月24日(日)

鎌倉芸術館小ホールにて第8回発表会を開催します。

開場:15:00 開演:15:30

☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚ ☆.。.:*☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚

今回は、早い段階から発表会運営をお手伝いしてきて、先生方がどんな風に発表会を演出しているのか、少しわかるようになりました。PrettyBoxでは、各クラスの作品の他に、ソロ,デュエット,グループのどのパターンで出演したいかは、ほぼダンサー本人と家族の希望です。みんなの希望が出たあと、先生がどの作品のどの部分にダンサーたちを出演させるか決めてくださいます。今回はソロを希望するダンサーが多く、やる気がある子が多いことは先生にとってもとても喜ばしいことだと思いましたが、どうやってみんなの希望を叶えるのかまったく想像もつきませんでした。1部は小品集ですので、小さな子たちや中学生のクラス作品やグループ作品が中心です。2部の小物語,3部のオリジナル物語は、ソロ・デュエット作品とグループ作品・クラス作品の組み合わせなのですが、全体練習を何度かみているうちに、ダンサーの年齢、実力や相性など、実にいろいろな要素が緻密に考えられて作品が作り上げられている様を垣間見て、感動しました。あらためて尚美先生ってすごい! どの子も最大限個性が引き出されていると思います。

第8回発表会の2部の小物語『美術館』、3部の物語『夜をつくる』は、どちらも山下ひとみ先生原作のオリジナル作品です。どんな作品かは本番を楽しみにしていただくことにして…。その物語に重永尚美先生が振付・全体の演出をしてくださり、望月喜久江先生が、初中級の作品の舞踊指導補佐をしてくださっています。以前の記事にも書きましたが、第3部の『夜をつくる』の主人公と主な配役は中学生と5年生が務めます。舞台空間がより豊かになり、高学年の小学生、低学年の小学生の群舞も工夫を凝らされた演出がなされていて華を添えてくれています。中学生は部活との両立、勉強との両立で相当たいへんだったと思いますが、でも頑張った分、クォリティの高い見応えのある作品が出来上がりました!

さらに、PrettyBox発表会の見どころとしてあげたいのが、なんといっても衣装です。ひとみ先生や尚美先生のデザインを、衣装担当のMIDORI先生がお一人でつくりあげてくださいます。出演者約40人、ひとり3着以上の衣装ですので、単純に考えても120着以上!? 成長期の子どもたちに合わせて何度も何度も調整しながら、完成させてくださいました。他のバレエ教室に通ってる保護者のかたに、何十人分のリボンをつくったとか、スパンコール1000個分縫いつけたとか聞いたりすることがありますが、PrettyBoxでは髪飾りや細かい装飾品にいたるまで、ほぼすべてMIDORI先生の魔法の手から生みだされます。ご年齢を考えると…なんて言ったら失礼かもしれませんが、ミラクルとしか言いようがありません。

もう一つ、2部,3部の舞台の小道具(というか大道具?!)を保護者のお一人が担当してくださいました。ものづくりに慣れていらっしゃるそうですが、おひとりで一から作りあげるのは、とても大変だったと思います。全体練習にも毎回参加してくださって先生のご希望や主人公の使い勝手に対応して何度も手直しをしてくださり、ご家族が装置の運搬をしてくださいました。今回は本番の楽屋管理でもいろいろご無理をお願いしています。この場を借りて、感謝の気持ちを伝えたいです。

 

第8回発表会、いよいよ、明後日です。当日はお天気が心配ですが、お気をつけてお越しください🎶 皆様に観に来ていただけるのを楽しみに、ダンサー,スタッフ一同、鎌倉芸術館・小ホールでお待ちしています。

HP担当:MK.W