私の高校では、冬の体育はマラソンと縄跳びだけでした。縄跳びといってもお遊びではありません。簡単なものは片足一重跳びからはじまり全部で35項目。21番にはやぶさ前後交差とび旋回左右回りがあり、35番は横交差二重前後交差二重旋回左右回りです。

もう、何を言っているのかわかりませんが、できないと許してもらえないので、みんな夜な夜な縄跳びの練習をします。夜しゅしゅしゅっと縄が回る音がしたら、うちの高校の生徒がいる証拠だ、と言われるほど地元では有名な話しです。

今でも体育祭と並び世代を超えて共通の思い出として話題にのぼります。

さてさて、そんなことを言いたいわけではなく。

あらゆる運動ができなくなっている中で、何かいいエクササイズはないかと考えていて思いついたのが縄跳びです。

縄跳びは、なんと、47種類ほどの筋肉を使う全身運動です。さらに、上半身をまっすぐに保って跳ぶことで、体幹を鍛えることができます。 また、大腿四頭筋（太ももの表側の筋肉）や腰の上部が鍛えられますし、 つま先で跳び続けるので、ふくらはぎの引き締めにも効果が期待できます。

また、1日10分間の縄跳びを6週間続けた後に、心臓と血管の検査をした結果、毎日30分のジョギングをしたのと同じだけの効果があったと報告されているそうです。

もちろん、有酸素運動ですから、脂肪燃焼、持久力アップ、にもつながります。

全身の筋肉を鍛え、心肺機能を向上させ、脂肪も燃焼してくれる縄跳び❗️

楽しみながらやってみてはいかがでしょうか。