今年は１１人の子どもたちが卒業を迎えます。
高校を２人、中学を１人、小学校を８人です。おめでとうございます！

今年の卒業生は色々な思いを抱えてその日を迎えることでしょう。
学年最後の大切な１年、数々の学校行事はなくなり部活も制限され友達との楽しい思い出を作ることもできず卒業式で校歌を歌うこともできない。
自分だったらと想像するだけでも涙が出てきます。
世界中が自粛を余儀なくされているのだから仕方がない、なんて言葉では納得できない思いがあるでしょう。大人の１年と学生の１年はやはり違います。小学６年は中学３年は高校３年は、一生に１度しかないのですから。
それでも受け入れるしかありません。いろいろな思いを抱えて次へ進んでいくしかありません。

新しい世界へ進んでいくみんなへ。
やれなかったこと、やり残したこと、たくさんあると思います。すっきりと前に進めと言われても、なかなか気持ちを切り替えるのは難しいですよね。
それでも時は進んでいきます。少しずつ前を向いて歩きだしてください。
大切なのはどこにいるかではなく、そこでどう過ごすかです。
まわりに振り回されることなく、下を向くことなく、自分を信じて１歩１歩前に進んでいってください。
それでも打ちのめされたとき、後ろを向きたくなったとき、自分を信じられなくなったとき、あなたの信じる誰かに助けを求めてください。あなたのまわりにはあなたを大切だと思っている人がたくさんいます。あなたは独りぼっちではないことを忘れないでください。

あなたは素敵です。自信を持って。
明るい未来を信じて進んでいってください。
卒業、おめでとう！！