発表会のコンセプト

決して私の主義主張するために作品を作っているわけではありませんが、客観的に見てみると毎回その時の世相や子どもの年齢を反映しているように感じます。
コロナ禍のころは、学校行事が無くなり、黙って給食を食べ、友だちと遊びに行くこともできず、マスクをしてレッスンを受ける、そんな閉塞感がいつまで続くのか、不安や辛さを反映した作品が多くなりました。
小さい子どもが多いころは明るく前向きな作品が多く、子どもが大きくなってくると内面的な作品が増えました。
今回は私の中ではっきりとしたコンセプトがあります。世界中で起こっている戦争や自然災害に向き合い、これからの「地球」を担っていく若い世代が平和の大切さ自然の尊さに目を向け、世界中と手を取り合って歩んでいって欲しい、という願いを込めて作品を作りました。

少しずつ作品についての解説をしていこうと思っています。