スタジオでのレッスンが再開して10日が経ちました。消毒、ソーシャルディスタンス、マスク着用、熱中症対策、換気、虫対策、気をつけなくてはいけないことが多く、精神的に疲労します。
それでも直接子どもたちに会えるのは楽しいです。
オンラインレッスンではたくさんの子どもたちが参加してくれて、いつもはできないようなことができて、スタジオが使えるようになってからも続けたいと思うほど充実していました。
が、「会う」ということがこんなにも力があることなのだとあらためて気づきました。
オンライン飲み会、リモートワーク、動画での授業、コロナ自粛の間に「会わない」でもできることが増えていきました。通販、UberEats、宅配など便利が加速しました。
自粛期間中に「自粛が終わっても自粛前と同じには戻らないのでは」と感じていました。今まで対面でやっていたことの中にはオンラインやリモートでできることがあり、その方が簡単で便利だったりします。最初は無理して始めたリモートも落ち着いてくればうまく回るようになり、それをうまく継続するのに便利なサービスも新たに生まれてきます。社会のシステムが大きく変わっていくのだろうと感じていました。
自粛がとけてどうなったのでしょう。実際のビジネスの世界で起こっていることは私にはわかりません。リモート化が進みシステムが大きく変わっているのかもしれません。
でも、ニュースなどを見る限り、自粛がとけたとたん居酒屋に人があふれ若者は友達と一緒に街にくりだし、みんな人と「会う」ことに飢えていたのだと感じます。
どんなに便利になっても技術が進んでも、人は人と生きているんだと実感します。コロナ禍は「会う」ことの大切さ「会えること」のありがたさを再認識する機会となりました。
またいつ再自粛になるかわかりません。
「会う」ことのできる今を大切にレッスンしていきたいと思います。