今回の物語を紹介します

昨日の投稿を見て「どんな話しなの??」と思われた方がいらっしゃると思いますので、今日は物語の紹介をしたいと思います。
今年の物語は「夕焼け小焼けのそのあとは」です。今年もひとみ先生原作の物語を踊りで表現していきます。
夕暮れ時のことを「黄昏時(たそがれどき)」と言いますね。これは日が暮れて薄暗くなり相手の顔の見分けがつきにくく「あなたは誰ですか?」(誰そ彼)と問いかける時間帯ということで「たそがれ」となったのだといわれています。
この黄昏時と同じ時間帯を表す言葉に「逢魔が時(おうまがとき)」という言葉があるのをご存じですか?
逢魔が時は「魔物に出会うくらい怪しい時間帯」を意味している言葉です。夕方から日が暮れて夜になる時間帯は他界と現実をつなぐ時間の境目であり、この時刻に魔物や妖怪がうごめき始めて災いが起きると伝えられてきました。「黄昏時」の語源となった「あなたは誰ですか?」と聞くのも、もとは魔物や妖怪に対する警戒の意味があったのではとも考えられています。
さて題名にある「夕焼け小焼け」ですが、夕暮れの合図として夕方になると流れてくるイメージがあります。育った地域によって曲は色々ですが、子どものころは「あ、もう帰らなきゃ」という気持ちになったものです。
今回の物語は、夕焼け小焼けが流れてきて友達と別れたのに、まだ帰りたくなくて公園で遊んでいた女の子に起こる不思議な出来事をテーマにしています。
プリボではたびたび妖怪をテーマにした小作品を発表しています。テーマとしても題材としても面白いものだと思います。今回は女の子にスポットをあてて物語にしてみました。物語の世界をみんなで表現していきたいと思います。
お楽しみに!!

夕暮れ時・・・ちょっと怪しげな感じが出てますか?プラハの小路にて♥