作品解説『Resonance~共鳴~』

今回は一般クラスの作品『Resonance~共鳴~』です。
例えば「男と女」「日本人と外国人」「子どもと大人」「我々と彼ら」「自分と他人」のような相反するもの。そもそも相反するものだとレッテルを張って分かり合おうとしないよりも、歩み寄り、影響しあい、交流し、協調する、そんな関係になればいいのにな、というところをテーマにしてみました。
最初は交わらない2つの概念が徐々に交わりはじめ、影響しあい、認め合う。相反するものの表現として「直線と曲線」「寒色と暖色」を用いました。テーマが少し難しいので、重く暗くならないようにテンポの速い曲を選びました。軽快なダンスで徐々に相手を受け入れ共鳴していく様子を表現しています。
始めのうちは相手に気持ちを伝えずに自分で完結していたのが、最後には気持ちを相手に伝えて、どんどんつながっていき、最後はお客様に届けます。舞台上と客席がひとつになるといいな、と思います。どうぞ、受け取ってくださいね。