作品解説『岐路~私の選択~』

今回は高2のソロ『岐路~私の選択~』です。

私自身、大学時代「このまま親が敷いた(望んだ)線路の上を進んでいっていいのだろうか、自分は本当は何がしたいのか」考え悩んだ記憶があります。また息子や娘が進んできた線路を逸脱して自分で道を切り開いていくのを目の前で見ながら、人生とは自分で決めていくもの、その力が必要なのだなぁと実感しました。そんな経験が今回の作品に繋がっています。
昔は「寄らば大樹」「大企業で終身雇用」が一番と考えられていましたが、今の時代、若者たちにはたくさんの選択肢があり自由で開かれた未来のようにも見えますが、自分で考え、自分の道を作り進んでいく力が求められています。
「まっすぐに伸びていた道、ふと、このままこの道を進んでいっていいのか、立ち止まり、考え、悩み、自分で自分の進む道を決め、歩き始める」そんな、心の葛藤、決心、力強さを感じていただけたら嬉しいです。