プリボの発表会や外部公演のときは、お化粧はお化粧担当の先生方をお願いしています。子どもたちには自分の踊りに集中して欲しいという気持ちからです。
でも、コロナ禍で、他人がメイクをすることができなくなりました。一昨年の発表会では家でメイクをしてきてもらいました。動画で舞台メイクの仕方をお伝えして、家で練習していただき、当日は家からメイクをしてきてもらいました。お母様は大変だったと思います。
今回、パティオダンススクールのリサイタルに参加させていただくにあたり、メイクはどうする？となりました。近くなら家からメイクしたまま移動することはできますが、今回は結構距離があります。
そこでこれを機に自分でメイクをする練習をすることにしました。
レッスンの３０分前に集合して、ひとつひとつ練習していきます。
特に難しい目のメイク。思った以上にみんな上手です。新しいことにチャレンジするのは楽しいですね。みんな鏡に向かって真剣に、楽しそうに、メイク練習をしていました。
こうやって新しい世界を開いていくのだな、と感慨深く見ていました。
踊りに集中できることも大事ですが、自分の舞台、自分で作り上げていくことも大事だと感じました。
今回の経験で、またひとつ新しい自分を発見してくれたら嬉しいです。